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食べる幸せ作る幸せ!

#TBT編 結婚記念日にトレンティーノへ

2021/09/13 05:10 昼ごはん お菓子 パン テーブルウェア キッチングッズ イベント お買い物 旅行・お出かけ くらし 家族

#TBT(インスタグラムなどのSNSでよく見かけるようになった「#tb」「#tbt」。#throwback, #throwbackthursday(Throwback Thursday)の略で、昔の懐かしい写真・思い出の写真や、アップし忘れた・しなかった写真など過去の写真を投稿するときに使われるハッシュタッグ(Twitter上では発言内に「#○○」と入れて投稿すると、その記号 の発言が検索画面などで一覧でき、同イベント参加者や、同経験、同興味を持つ人の意見が閲覧出来る。


少し前の話にですが、6月22日は私と夫の結婚記念日。夫君がトレンティーノアルトアジジェに行こうと言うのでガルダ湖経由でお出かけ。本当は1泊してのんびりしたかったけど、明日は仕事と電話があったので日帰り旅行。(この時は、やっと仕事復帰し働き始めた夫君。それでも、まだ)コンスタントに仕事ができるわけでなく、12月31日まで多くの職場はCassa integrationeと言う制度を利用して国からの少ない給付金の支払い(通常の給料に及ばない少ない賃金)+仕事のある日に電話で呼ばれ働いた日の賃金を支払うと言うスタイルを取っている所が多かったので、9月にフルに働ける様になって今は感謝。

ロックダウン解除後、遠方へのお出かけ。6月はまだどこも人が少なく、ホテルやレストランをクローズしているところが多かった。

この時は、夏のヴァカンスでイタリア全土がどこも人で溢れて賑やかなのが想像できなかった。

日帰り旅行

まずはガルダ湖でのんびり散歩してメルカートを見て過ごす久々の時間。

貴重な海外からの旅行者を見つけ夫君、イギリス人の方とお話ししてると思ったら

ドイツ人の方ともおしゃべり(夫君、ドイツラベンズブルグ生まれで幼少期に住んでいたのでドイツ語、米国で10年以上過ごし、大学、職場で夫君の下で働くコックさんがアメリカ人とメキシコ人で必要に迫られ学んだので英語、スペイン語、なぜかフランス語も喋れるの。)

フィレンツェも海外からの観光客が戻ってきて欲しいと、この時は観光業、レストラン勤務以外の人でも、フィレンツ在住者みんなが思っていたから貴重な海外からの観光客を見てお話したくなるのもわかる。

8〜9月にフィレンツェの海外の観光客がよーやく戻ってき。日本をはじめアジア系の観光客はいまだに消えてしまっている。逆に私も2年日本へ帰郷出来てないし…。

コロナ、デルタがインフルエンザレベルになって欲しいなあ。遠方の海外旅行の緩和への道筋が見えないのが悲しい。


さて、日帰り旅行の続きへ戻って

暖かくなってきて湖が気持ち良い。水着に着替えて初泳ぎ。かなり水が冷たかった。

その後、湖水浴をしてお日様に当たって

トレンティーノへ

こんな可愛い木彫りのくまちゃんのいる所でカフェブレイク

ランチをするお店探し。ホテルもレストランも閉まっている所が多かった。

covidの影響で観光客がなく、クローズしている所がほとんど。

行き当たりばったりでは無理。ネットで見つけたホテルレストランを何件かリストアップして3軒まわった。ネットでは3軒とも伝統料理メニューがあるはずなのに、2軒は、フィレンツェ風ビステッカ、お肉のグリルとサラダというお店ー。メニューは簡単。ロスのない無難なメニューにしていたのだ。

やっとありつけた伝統料理のディナー!

結婚記念日の食事がコース料理の豪華な料理ではないけど、外食できる事が何よりも嬉しかった。

グーラッシュにクネーデルラ(パン団子)

別のお店でおやつにステュルーデルを食べて

おみやげに大粒ブラックチェリー、サンブーコ、牛のフレッシュチーズ、アルピンのハーブを使ったチーズ、カルネサラータ、パン、蜂蜜入りセナッペ(ザワークラウトはお家にある♪ので買わなかった。)を買って家路に!

最初はコロナ禍で諦めていた遠方へのお出かけも、夫君の提案で思い切って家から飛び出してよかった!おかげで楽しい結婚記念日になったよ。古代ローマの詩人ホラティウスの詩に「Carpe diem=その日を摘め。「今日という日の花を摘め」「今この瞬間を楽しめ」「今という時を大切に使え」「Viva La Vita(美しき生命)」と言う事だね。

翌日、テレビでトレンティーノアルトアジジェ特集をしていたので、その情報をお伝えします。

まずは

カルネサラータ

新鮮な脂身1%の牛肉をsalamoia(ネズの実、弔辞、粒胡椒、月桂樹、ローズマリー、塩、大蒜、白ワイン、レモンの皮でマリネ。サラモイア=塩水に漬ける。ハムなどを作る時のソミュール液(ピックル液)みたいなもの。)

ここでブラインド液(塩水または「塩水に漬ける」の意。肉が柔らかくなる

・肉の水分を内部に閉じ込める)、ソミュール液、

ブライン液は肉を柔らかくするために使う液で、ソミュール液は燻製する際の手順として使われるもので、ブライン液(塩分濃度は5%砂糖は塩と同量)とソミュール液(塩分濃度10〜15%。砂糖は塩の半量)では塩分濃度が違う。


ふり塩漬け(乾塩法。素材に直接振り掛けたり、すり込んだりして漬け込むのでムラが出来る。)たて塩漬け(ソミュール法、湿塩法。素材を漬け込むので塩分、スパイスを均等に素材にいきわたる。)の二つ

樽にサラモイアと呼ばれる液と牛肉を入れ重石をして数日置く。

肉の塩漬けというのは、冷蔵庫、冷凍庫の無い昔、冬の寒さの厳しく、寒さで家畜の餌がストック出来ず、死んでしまう前に肉を塩漬けにして保存していた。

カルネサラータはカルパッチョでサラダと一緒に食べたり、スライスして、グリルで焼いて食べる。

そして

トレンティーノの伝統的Sauerkrautザワークラウト(イタリア語ではCrautiクラウティと言う。)の作り方を初めて…。

ザワークラウト=キャベツに塩(季節で塩の量を変える。=気温が上がると微生物の活動が高まり発酵のスピードが速くなる為、それを抑える)をしてキャベツの葉に住んでいる微生物たちが発酵をスタートさせ、自然に発生した乳酸菌によって酸味が生まれ、おいしく発酵。雑菌よりも先に有益な菌である乳酸菌を増やすことで、他の有害な菌の増殖を抑えられる。乳酸発酵させた(乳酸菌を発酵して酸味を出す。)ドイツの漬物。微生物がビタミンやアミノ酸などを作り、栄養価が高くなり、独特の風味も出る。食物繊維や、ビタミンC・ビタミンU(キャベジン)・ビタミンBなどのビタミン類を豊富に含んでいるザワークラウトは、長い航海で壊血病予防食としても重宝されていたんだって。現在では、ザワークラウトの酸味で料理をさわやかにし、口直し的な脂っこい肉料理やソーセージ、スペック、ジャガイモの付け合わせ、又刻んだスペックとともに白ワインで炒めたCrauti allo speck、ブイヨンでお肉と一緒に煮込んだりと西欧、北欧、東欧、ロシアやアメリカ…と世界中で食べられているよね。

木樽に木樽と同じ木製のスライサーをセットして、中腰になって片足を前に出し、前足と反対の手で押さえ固定して、前足と同じ手でスライス。

箱型の側面に覆いのあるスライサー

スライスした後、塩(キャベツの重量に対して2%の塩(キャベツの重量÷100×2)を加え重石のついた棒で力を入れて押してキャベツの細胞を破壊して水分を出し、組織から空気が抜け、水分で菌の環境をつくる。この時に月桂樹、ケッパー、ジュニパーベリー、クミンの実、コリアンダー、キャラウェイ、フェンネルの葉、ニンニク、粒コショウ、ディルなどのスパイスやハーブを加えても良い。

板を乗せて蓋をして

石を乗せて重石をする。=空気を抜く。空気にふれると雑菌の影響を受けやすくなるので、水分でしっかり浸ける。

何日間(伝統的な作り方では24℃で14日〜18日、20℃であれば18日〜25日)か置いて発酵させるとやさしい甘みと発酵による酸味を味わえるザワークラウトの出来上がり♡こんな作り方しているなんて知らなかったなあ。

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